宮本亜門 舞台

舞台『iSAMU～20世紀を生きた芸術家イサム・ノグチをめぐる3つの物語～』、パルコ劇場40周年記念公演の製作発表会見が行なわれた。

会見には主演の窪塚洋介さん、美波さん、ジュリー・ドレフュスさん、小島聖さん、原案・演出の宮本亜門さんが出席。
イサムが制作した、草月会館内の石庭 "天国" で写真撮影を行った。

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日本人の父とアメリカ人の母の間に生まれ、戦争と時代の変貌の中で葛藤しながら生きたイサムの人物像を3つのストーリーでつづる内容。

イサムの母・レオニー、イサムの妻だった李香蘭こと山口淑子、現代のニューヨークに住む女性という3人の女性たちのストーリーを組み合わせた同作。

窪塚さんは「イサムさんが触れたら石が生命力やキャラクターを持つというか。そのもの本来の姿が現れる気がする。"天国" からもその空気を感じます」 と。

宮本さんは「今回は彼と一緒に "ジャンプ" したいと思ってる」 と笑いを誘いつつ、「スポンジのように何でも受け入れて進んでいくピュアなところや心の奥にある炎がイサムに近い」 と称した。

美波さんは「どういう触れ合いをしていたんだろうと考えながら稽古してる。強い魂を持った2人を本気で感じたい」 と語る。

ドレフュスさんも「色んな実験をしている段階。毎日新しく作っていってる」 と稽古を楽しんでいるようで、

唯一実在しない人物を演じる小島さんは「実際に生きてきた人たちの空気をエネルギーに換えて演じていけたら」と笑顔で意気込んだ。

舞台は、8月15日から神奈川芸術劇場で8月21日からパルコ劇場で公演予定。

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