園子温 新作

映画『地獄でなぜ悪い』 が、「第70回ベネチア国際映画祭」 のオリゾンティ部門に正式出品する。ベネチア国際映画祭は、カンヌとベルリンの世界三大映画祭の1つ。

園子温監督 は 「やはりうれしいです」 と、映画祭への出品は2年ぶり3度目。2011年には、塚本晋也監督の 『KOTOKO』 が、最高賞を受賞。

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今回出品されるオリゾンティ部門は、先鋭的、革新的な映画の発掘を目的とした部門。今年は、審査委員長を脚本家･映画監督のポール･シュレイダーがが行います。

表彰される部門としては、最高賞となるオリゾンティ賞･作品賞のほか、今回からオリゾンティ賞･監督賞、特別オリゾンティ審査員賞が新設されます。

『ヒミズ』 では、主演の染谷将太さん・二階堂ふみさんが新人俳優を対象にした 「マルチェロ･マストロヤンニ賞」 を受賞したそうです。

主演の國村隼さんが、ヤクザの組長･武藤役。二階堂ふみさん演じる娘･ミツコをスターにすべく、ミツコ主演で映画を作ってしまう話。

國村隼さん、堤真一さん、長谷川博己さん、星野源さん、友近さん、二階堂ふみさんらが出演します。

國村さんは 「『映画』 に夢を託した人たちの、愛と恐怖の物語」 と説明。「この作品は、撮影中から世界中の人に見てほしいと思っていました」 と作品に込めた。

「この度、歴史有るベネチア国際映画祭から招待を受けて、そこに集う世界中の映画を愛する人々に見てもらう機会をいただけました。最高の喜びです」 と心境を伝えている。

映画『地獄でなぜ悪い』 は、9月28日公開予定。

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